" /> ビートたけしが「平気でウソつく」民主党を批判!

ビートたけしが「平気でウソつく」民主党を批判!

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ビートたけしが「東京スポーツ」(2月16日付)で、客員編集長として前回のバンクーバー五輪と国母和宏問題を語ると、今度は引き続き民主党批判を繰り広げた。
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「しっかし、小沢さんは強いな。石川知裕議員(36)の離党届を小沢さんが受け取ったんだろ。渡す方も渡す方だし、受け取る万も受け取る方だ。」

「『TVタックル』(テレビ朝日系)は面白いね。政権交代前まで自民党が座っていた位置に民主党が座るようになっただけ。政権交代後、与党と野党の位置を入れ替えたけど、言ってることが同じだった。自民党がかつての民主党のように『あんたが言ってることとやってることが違うじゃないか』って攻撃するだけ。民主党は『お前たちだってそうだったじゃないか。あんたたちには言われたくない』って。その繰り返しだよ。同じなんだよな」

「民主党は平気でウソつくね。ヘタすっと、自民党より政策がないかもしんないよ。結局、カネばらまいてるだけじゃないかな。でもさ、自民党が参院選に元ヘアヌード歌手の麻生真宮子(46)を公認したんだってね。ヘアヌードのポスター張っていいのかな。自民党はヤケクソなんだから、ヘアヌードポスターでもやっちゃえばいいのに。あっ、服を着てるんだけど、股間部分だけ黒塗りのポスター作ればいいじゃん。絶対ウケるよ」
ビートたけしの民主党批判は、少なくない国民が感じている、民主党に対する失望感を表明したものだろう。

ところが、「日刊ゲンダイ」は、民主党の支持率低下について、あろうことか、小沢は潔白だ、検察リークがでっち上げた小沢問題を額面通り受け止めて民主党を信用しない国民はレベルが低い、などと書いている。

国民の民主党不信は「小沢問題」だけではない。「政治とカネ」の問題とともに、マニフェストと両立しない閣僚の発言のブレ、なかなか進まない景気対策なども含まれているのだ。

それを、愚民論でかわすとはトンデモないことだ。

少なくとも秘書が起訴され、秘書自ら「不適切な記載は深く反省」と、起訴事実を認めるコメントをオフィシャルに発表している。つまり、起訴自体はケチがつけられないものだ。にもかかわらず、監督責任者の小沢一郎に対して、「潔白」という表現はないだろう。

「日刊ゲンダイ」はかつて、小選挙区制に反対であった。そして、それを推進する小沢一郎に対して徹底的なバッシングをし、小沢のハナを明かして自社さきかげ政権ができたとき、自民党が支える村山首相の演説を「なかなかやるじやないか」という見出しで村山総理(当時)を褒めちぎっていた。

自民党の延命を自らやっておいて、今さら何の説明もなしにしゃあしゃあと小沢褒めちぎりはおかしい。

民主党にしろ、検察にしろ問題はある。それらの批判は両立できるはず。いや、まともなメディアならきちんと行わなければならない。過去の自分たちの立場に反してまで一方的な悪口でしか主張ができない今の「日刊ゲンダイ」は、自分たちの表現力や論考によほど自信がないのだろう。

「東京スポーツ」の藤本順一と上杉聡による問題追及は、2人の主張の微妙なバランスから「検察」「小沢」の批判を両立させている。ネタ新聞のくせに、なかなかやるな、と思う。

日刊ゲンダイよ、どう両立できるかに知恵を絞ったらどうなんだ。

面白い新聞だから、多少のデフォルメや偏向それ自体をひとつの個性として大目に見たいが、楽天・野村克也監督(当時)の人間性批判を目的に精神科医まで起用するなど、最近の報道姿勢はやはりちょっと度が過ぎるのではないだろうか。

もっとも、「東京スポーツ」は「ネタ」の方も健在だ。
自民党から立候補するらしい、麻生真宮子のポスターまで作って披露している(笑)
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面白真面目でこれからも頑張って欲しい。
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