ピンク・レディー、本格復帰後初のライブイベント（芸能広場）

ピンク・レディーは「解散やめ！」宣言でデュオを復活したが、本格復帰後初のライブイベントを東京・赤坂BLITZで行い話題になっている。

ピンク・レディー、復活！慈善ライブ！
サンケイスポーツ 4月1日(金)7時53分配信

　30年ぶりに復活した人気女性デュオ、ピンク・レディーが3月31日、本格復帰後初のライブイベントを東京・赤坂BLITZで行った。東日本大震災発生のため、“お宝グッズ”のオークションや被災地向けにコンサートをネットで生配信するなど、チャリティーを重視した内容に変更。被災した東北地方も回る5月からの全国ツアー以外に、ケイ（53）は「被災地にラジカセを持っていってカラオケで歌ってもいい」と独自の支援プランも明かした。

　「解散やめ！」宣言から約7カ月。往年の“雄姿”をほうふつとさせるブロンズ色のミニスカート姿の2人が登場し、ヒット曲「ペッパー警部」を歌い始めると、ともに歌い踊るファンが続出。1200人の熱気で満たされた。

　限定ライブイベントのタイトルは「初陣式」。「3月31日」という特別な日への思いを込めた。1977年に結成後初めてステージに立った日であり、81年に東京・後楽園で解散コンサートを行ったのもこの日だ。

　ミイ（53）は「今日は私たちの記念日。皆さんと1つになって出陣する時です。明日の希望を信じて心を重ね合いましょう」と語りかけた。

　復活ステージまでには“障壁”もあった。東日本大震災では2人も都内で激震を体感。電力不足が深刻化し自粛ムードが広がる中、「やっていいのだろうかと気持ちが揺れた」（ミイ）が、迷いを振り切ったのはニュースを通して届けられる被災者の笑顔だった。

　「逆に私が励まされました。『被災者の方に元気をもらうようじゃいけない』と思い直したんです」（ケイ）。

　電力事情を考慮し会場の照明器材にはLEDを使用、電力量を通常の10％に抑えた。「UFO」など全11曲を披露しながら、被災者への哀悼のメッセージを流し、ステージ衣装などを出品したチャリティーオークションを実施するなど被災地への思いが随所に込められた。終演後は自ら募金箱を手に、ロビーで寄付を呼びかけた。

　ケイは「5月からのツアーでも被災地に伺う」と宣言。ツアーとは別に被災地の慰問に向かう意向を明かし、ミイは「元気を発信し、被災者の方が笑顔を取り戻せるように、ピンク・レディーらしく歌って踊ります」。時代を超えたスーパーアイドルは自らの活動再開とともに、被災地支援も続けていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110401-00000030-sanspo-ent


『夏の百選・レコジャケOTAKARAファイル』
草野直樹＝著
A4判／112ページ／オールカラー

私たちの心をつかんだ忘れじのサマーソング！
風鈴の音を聞きながらビールで喉を潤した時
ふと“あの夏”を思い出す
アーチストたちの歌は、世相を反映したいにしえの花火
楽しくて、高揚して、せつなくて、さみしくて…
1960年代〜80年代にリリースされた名曲100曲をジャケットで振り返ろう！
【主な内容】
第一章◎1960年代の「夏」　日野てる子『夏の日の想い出』、ザ・ワイルドワンズ『想い出の渚』、美空ひばり『真赤な太陽』ほか／第二章◎1970年代 の「夏」　平山三紀『真夏の出来事』、ジョーン・シェパード『サマー・クリエイション』、山口百恵『ひと夏の経験』、キャロル『夏の終り』、ピンク・レ ディー『渚のシンドバッド』ほか／第三章◎1980年代前半の「夏」　松田聖子『夏の扉』、小泉今日子『渚のはいから人魚』、石川優子＆チャゲ『ふたりの 愛ランド』ほか／第四章◎1980年代後半の「夏」　TUBE『シーズン・イン・ザ・サン』、中島みゆき『あたいの夏休み』、井上陽水・安全地帯『夏の終 りのハーモニー』、原由子『あじさいのうた』ほか。
詳細クリック>>