ハッスルがギブアップ!元看板レスラーをコケにし過ぎた報いか、
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8日、経営コンサルティング会社社長の酒井正和が都内で会見。経営難のハッスル(ハッスルエンターテイン
メント)引き継ぎを断念したという。
大手パチンコメーカー・京楽もハッスルのスポンサーを7月に撤退しており、「都内にある道場のリングや備品は、債権者に差し押さえられている状況」(9日付「デイリースポーツ」)のハッスルは、6年で幕を下ろすことになった。
酒井は、「ハッスルエンターテインメント社が抱える問題と、わたしの考えるイベント運営にかい離があった」ことで、「ハッスルのコンテンツを生かした運営は困難。新体制移行は断念しました」と発表。具体的には金銭(負債)の引き継ぎのようだ。
同紙によると、酒井は業者や選手への不払い、中止になった10月の後楽園大会のチケット代払い戻しなど、HE社が抱える負債を引き継ぐ要望を拒否したという。
だが、酒井はスマッシュという団体を立ち上げ、ハッスルから数選手が移籍。「東京・新宿を拠点に、地域密着を掲げプロレス、格闘技(総合、キック)の2大部門を運営。来年3月26日、600人収容の新宿FACEでプロレス部門の旗揚げ戦を行い、格闘技部門もその後、同所で定期開催する」という。要するに、借金の引き継ぎはしたくなかったが、団体はやってみたかったらしい。
いずれにしても、すでに経営難が取り沙汰されていたハッスルは、事実上終焉したわけだ。
ネットでは、高田総統が離脱したことを「要領が良い」と批判的に書き込んでいる。
芸能人がそのキャラやギミックのままでレスラーと対戦するまではともかく、勝ってしまうというのは「プロレス団体」としては自殺行為のストーリーではなかっただろうか。
四天王で2.9プロレスの一角を担ってきた川田利明がRGに、ジャイアント馬場とアントニオ猪木をフォールした天龍源一郎がHGに敗れるなどというストーリーなどは、せっかく見てくれたプロレスファンも引いてしまう。いったい誰に喜んでもらうためのストーリーだったのだろう。
それにしても、ファイティングオペラと称したコミックプロレスなんて長続きできるスタイルではないと以前からいわれていた。せいぜい、インリン様が出た頃がピークだというのは、誰でもわかることではなかったのだろうかか。